即興ロボット漫才システム・・・・自分への約束を果たすために

M-1の1回戦の一週間前になってようやく、即興ロボット漫才システムの全体が出来上がった。明日は、ロボットに実装して、細かい調整をしていこうと思う。

舞台でやることを前提に、基礎的なところをできるだけしっかりさせた。ネタ時間(尺)が2分しかない。お客さんからお題をもらうので、途中でデータができなかったではすまない。

一般の国語辞書、シソーラス辞書、wikipedia、twitterなどの膨大なデータを必要なだけ利用している。さらに、wikipediaの全部とtwitterの2千数百万ツイートを人工知能的手法 word2vecを利用して、言葉の意味を理解しているような共感を引き出すようにしている。

今まで使っていなかった、類似語の距離計測モジュールも利用した。これもとても大事な役割をしている。記録しておく。レーベンシュタイン距離とジャロ・ウィンクラー距離という二つがあるが、ライブラリが問題なく利用できた後者を使った。
https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36655532.html
ここのサイトの情報を利用させていただいた。luceneのサイトからダウンロードしたjavaライブラリでは、レーベンシュタイン距離の方を出す計算が、使わないようにという指示がされているようだった。

さて、M-1どうなることやら。去年は、謎かけだけやったのだが、その時、来年はもっと高いレベルのものをお客さんに見ると自分に約束した。今回の即興漫才がうまくいけば、その自分への約束を果たせことになる。