スクリプトの暗号化

QiChatはスクリプトであり、ロボットは可読なテキストファイルの状態でそれを入力する。作成したユーザーがそれを一貫して読めることは大事だが、そのスクリプトを他者に使わせるときに読まれることが望ましくない場合がある。
iBotシステムでも、ロボットが使用する瞬間には可読なテキストファイルでなければならないが、ユーザーから他者にわたったときには暗号化されているようにするつもりだ。それができるのは、スクリプトをロボットに読み込ませるのはiBotであって、iBotが暗号化されたスクリプトを複合できれば良いわけだから。
ユーザーは、結局最終的なスクリプトの利用者に複合化キーを渡さなければならないので、完全ではない。
iBotが固有の複合キーを持たせてスクリプトを隠蔽すれば、利用者はほぼ完全にテキストで見れなくなるが、iBotは、C++ で書かれ、コンパイルされ、バイナリファイルになっているので、それをリバースエンジニアリングで解読すればそれも見られてしまう。しかし、それは仕方がないだろう。