アイボット株式会社決算と納税申告

このサイトのURLは、http://www.ibot.co.jp/wpibot/で、ibot.co.jpはアイボット株式会社が取得しているドメインだ。この会社は、私が2014年にロボット関係サービスと関連商品の販売のために設立した会社で、現在は妻が社長で、私は単なる出資者だ。大学の兼業との関係でそうしている。実質、何も事業活動していない。

ただ、事業活動をしていなくても、都税の均等割分7万円を毎年払っていた。が、こう完全に何もしていないのに7万円は負担だ。もう、私も大学を辞める時期が近づいているので、こんな余計な金を払うくらいなら、廃業しようと、昨夜布団に入りながら考えていた。

こう思うのは、決算書を書かなければいけない時期だからでもある。この10月31日で、第4決算期が終了するので、2ヶ月以内に決算をして、税申告を国と東京都に対してしなければならない。何もしていないので、減価償却処理などをすれば簡単に決算書はかけるのだが、お金の負担が痛い。

解散すると、多分、このibot.co.jpも返上しなくてはならなくなる。それは大したことはないのだが、残念であることは変わりない。

それでも、今朝、法人解散を考えて、ネットを調べていると、株式会社の解散もそう簡単ではない。法務局に二回手続きをして、自分でやっても7万円くらいのコストがかかる。ましてや、業者にやってもらうと、その倍以上の手数料がかかってくる。

ネットで調べているうちに、会社を休業して、手続きすれば、均等割分を回避できる可能性があることを知った。早速、今朝、都税事務所に電話して、どうすれば良いかを教えてもらった。

(1)国税の申告書を出して別表の1というのをもらう。これはいつも控えとしてもらえるものだ。
(2)都税事務所の提出書類の他に、決算書も提出する。
(3)と税の申告書のどこでもいいが「休業中」と記載する

これを活動していないときは、毎年手続きを取れば良いらしい。これで絶対課税を免れるわけではないようだが、もし課税されるときは、事前の電話連絡があるらしい。ただ、アイボット株式会社は、ほぼ完全な休眠会社なので、多分、課税手続きは行われないと思っている。

前から、この会社のことは頭痛の種だったが、これでとてもスッキリした。毎年申告しなければならないが、それは大した手間ではない。

またいつか、本当にこの会社を動かしたくなる時も来るだろう。その時まで、待機させていると考えることもできる。

よかったよかった。