ロボットのとらえた動画をスマホで見るために

スマホ端末ピノキオに、ロボットのカメラの動画をリアルタイムで表示させようとしている。ALVideoDevice APIをリモートで使う。
まず、1フレームを撮影して表示させる(下の画像)。不思議なことに、ロボット側もフォーマットのない、生バイナリデータで送ってくるが、受け手のHTML5のcanvas要素もフォーマットフリーにピクセル単位で表示させるから、相性がいい(jpg, png, gif, bmpなど、いずれも介在しない)。ただ、javascriptで、バイナリ生データを扱うのにちょっと手間がかかる。1バイト単位で書き込む。1ピクセルは3バイト。APIの色空間の指定が間違いやすいので注意が必要(たくさんの種類がある)。

ロボットの視線から見た画像
ロボットの視線から見た画像:部屋がくらかったのでα値を200にしている。実装では、256にする予定だが。

320×240のRGBデータを取って表示させた。きれいと言えばそういえなくもないが、青がすこしきつい。RGBのそれぞれの色を調整しても芳しくないので、このまま、動画にしようと思う。
ピノキオの、次のバージョンでは、ロボットの目で前方を確認しながら、動作コントロールできるようになるはずだ。人の視野の及ばないところで、動作や対話をさせることができる。NAOの場合は、見ていなかったら、盗まれたり倒されたりするかもしれないので、怖くてできないが、Pepperだとあり得るか。